運命ってなに 癒しのココロ

運命ってなに

運命。
僕は運命は決まっていると思っています。
「運命は変えられる」という言葉をよく耳にしますが
運命って何なんでしょう。

こんなことを書くと
こいつ突然何を言い出すのかと思うかもしれませんね。
でも何日も病院のベッドでいろんなこと考えてたら
自分なりにいろんなことを考えるんです。

胆管がんという難しい病気のおかげで
生と死を考えるきっかけが出来たことは
僕にとって素晴らしい機会だと思っています。
だから僕にとっての「運命」を
少し書いてみようかなと思います。


「運命」とは大辞泉によると
「人間の意志をこえて、
人間に幸福や不幸を与える力のこと。
あるいは、そうした力によってやってくる
幸福や不幸、それの巡り合わせのこと」
とあります。

宗教的な話をしようとしている訳ではありませんし
僕はスピリチュアルな思想の持ち主でもありません。

僕にとって「運命」の考え方が変わったのは
10年ほど前にある方のメルマガを読んだことでした。
その中でその方は
「運命は決まっていると考えた方が楽だ」
と書かれていました。

決断を迫られたときに
「どれを選択するかも、その結果も
その先の展開も決まっている」としたら。
間違ってたらどうしようとか
躊躇して前に進めないとか。
そんなに悩むことも後悔することもないでしょと。

それを読んだ僕にはかなり違和感があったんですね。
だって考え方や行動や努力によって
運命は変えられると思っていたし
いろんなセミナーでもそう話されてたから。

でもよく考えてみると
確かにその通りかなとも思ったんです。

というのは過去に事業で失敗をし
まわりの方の信頼を裏切ったことがあります。
でも僕が罵倒されさげすまれるなか
何人かの方は見放さず助けてくれたんです。
それに家族も支えてくれました。
そのおかげでなんとか立ち直ることができたんです。

もちろんやったことに対して反省はしましたし
二度と間違わないと心に誓いましたが
悩むということはなかったですね。
悩んでる時間もなかったし
がむしゃらに働くしかなかった。

そういう経験を振り返ると
これも運命だと思ったんです。
すべてシナリオ通りなんじゃないかと。
事業で失敗したことも
助けてくれる方がいたことも
もう一度立て直そうと頑張ったことも
いま病気と闘っていることも
すべて決まっていたんだと。

もし運命が変えられるとしたら
岐路に立たされたときの判断が
その人の運命を変えるかもしれない。

あの時こうしていれば
運命は変わっていたかもしれないと悩んだら
前に進むことができなくなる。

マイナス思考は人生に何の得ももたらしません。

「行動に移さなければ道は開けない」とか
「人生やるかやらないかで運命は変わる」
なんて言われますが
もしすべてのことが決まっているんだととしたら
行動に移せないこともやらないことも
悩むことではないんじゃないでしょうか。

勘違いして欲しくないんですが
運命は決まってるんだから
何をしても無駄だとか諦めろ
なんて言ってるんじゃないですからね。

自分に出来ること
しなければならないことを考え
思考を巡らし計画を立てて行動することは
とても大切なことです。

前にも書いたように僕は闘病中です。
医師からはまず1年間生きることを目標に
と言われています。
それを一年一年重ねて
気がついたら5年経ってた。
そうなるようにしましょうって。

でも僕はこうなったことを悲観していないし
悩んでもいない。
かといって諦めている訳でもない。

人間ですから必ず死はやってくる。
それがいつ来るのかは誰にも分からない。
もしかしたら
明日交通事故で死んでしまうかもしれない。

そう考えると今出来ること
今やらなければいけないことをしようと思うし
やりたいこともたくさんある。

どこまでできるか分からないけど
運命が決まっているのなら
その中で精一杯生きたいと思うのです。

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